2021-07

百人一首

筑波嶺の峰より落つるみなの川恋ぞ積もりて淵となりぬる

百人一首の13番目の歌です。 長年の恋心を詠んだ歌。
随筆

盆栽

僕は盆栽初心者である。小さな盆栽を買ってきては、眺めてニヤニヤしている。盆栽が元気になれば僕も元気になり、元気がなくなれば僕も枯れてしまう。一喜一憂し、盆栽に振り回されているヒヨっ子盆栽愛好家なのである。
百人一首

天つ風雲の通ひ路吹き閉ぢよ乙女の姿しばしとどめむ

大空に吹く風よ、天女たちが通るという天と地をつなぐ道を閉ざしてくれ。天女のように美しいこの舞姫たちをしばらくとどめたいのだ。
百人一首

わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人の釣舟

百人一首の11番目の歌です。 作者が隠岐へ流される時に作り、京の宮廷の人々に送った歌。