2022-05

随筆

新緑の中で

新緑が眩しい4月の終わり、午後の眠気を感じながら、少しソワソワしていた。風はなく穏やかな日だ。参拝者はまばらで、仕事はそんなに忙しくない。ゆっくりとした時間が流れているが、私は気になっていた。午後の1時から地元の高校1年生が300名近くやっ...
百人一首

人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香に匂ひける

さてどうでしょうね。人の心は分からないけれど、昔なじみのこの里では、梅の花だけがかつてと同じいい香りをただよわせていますよ。