2024-09

随筆

根としての視点

哲学書を書こうとしている。その一つ目の骨子は「言葉」である。私の思索の始まりは、頭の中にあるものをとにかく書き出す「モーニングページ」という習慣から始まっている。「あれ」ではなく「これ」であるという分節は言葉以前からあるが、言葉をもって体系...