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全体から個、個から全体への勉強法

関係性の存在論を語るのに、具体的な関係の研究が必要だと感じ、紆余曲折を経て中小企業診断士の試験を受けることにした。これは学問的な興味と合わせて実生活での要請もあった。資格を取ることで、神主として神社の経営に貢献できることと、副業などができた...
随筆

中書企業診断士

中小企業診断士の資格の勉強に夢中である。入門書を買ってその気になったので、本格的なテキストを買った。また勉強することと本が増えたのである。哲学書を書くために哲学書を読んでいたが、具体的事象の研究なしに哲学はないと経済学に手を出した。そしたら...
随筆

日常から始まる

仕事の忙しさにイライラしている時は買い物をすると気分が晴れる。秋の繁忙期から正月、そして節分まではとても忙しくて日々ストレスを感じていた。そんな時は書店に行ったり、またインターネットで本を買う。私の場合は本を買うことが一番のストレス解消にな...
随筆

そうだ、読書家を卒業しよう

経済学に興味が湧いている。哲学はどうしたのだというかもしれないが、その一環である。世界の関係性を知り、論じるための一つの手段である。きっかけは髙橋洋一さんで、YouTubeを毎日見ていたら興味が湧いてきた。例のごとく本も買った。髙橋洋一『【...
随筆

私の哲学的行動

冬至は一年で最も日照時間が短くなるときで、これを境に日照時間は長くなり始める。このことから、「一陽来復」と言い、良いことの始まりであるとされている。太陽が最も弱くなり、そこから再生するかのように力を増してゆくからであろう。二世紀、後漢末期の...
随筆

祈りの源泉

紅葉の季節がやってきた。赤や黄色の葉っぱがあちこちで見られて、季節が変わったと実感する。今年は11月になっても夏のような日があったので、いつになったら秋が来るのだろうと思っていた。例年よりは1週間ほど遅れて見ごろを迎えた今年の紅葉は、穏やか...
随筆

「もののあはれ」と日本語文法

金谷武洋氏の『日本語と西欧語』は、本屋で見かけて、なんとなく買った本である。そこに書かれていたのは、日本語には主語がなく、それによって主語が絶対必要な英語話者とは世界の視点が違うというものであった。ここにヒントを得て、文法を探れば、そこには...
随筆

哲学としての日本語文法

執筆中の哲学書の骨子は、全ては関わり合っているという関係性の存在論、そして「根」である。それらを追い求めている中で、日本の歴史、古語と目を向けてゆき、今回は日本語文法に出会った。文法とは語と語の関係であり、それぞれが意味を与え合っている。そ...
百人一首

めぐり逢ひて見しやそれともわかぬ間に雲がくれにし夜半の月かな

せっかく久しぶりにめぐり逢えたのに、あなたなのかどうかも分からないほどの短い時間であっという間に帰ってしまわれました。まるで、雲隠れしてしまった夜中の月のようでしたね。
随筆

根としての視点

哲学書を書こうとしている。その一つ目の骨子は「言葉」である。私の思索の始まりは、頭の中にあるものをとにかく書き出す「モーニングページ」という習慣から始まっている。「あれ」ではなく「これ」であるという分節は言葉以前からあるが、言葉をもって体系...
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