百人一首 かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける かささぎが天の川に渡している橋のような宮中の御階(みはし)の上に降りている霜が、白く輝いているのを見ると、夜も更けてしまったのだなあと思う。 2021.06.01 百人一首
百人一首 奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋はかなしき 人里離れた奥深い山で、散り落ちた紅葉を踏み分けて、鹿が泣いているのを聞く時こそ、秋はとても悲しく感じられます。 2021.05.25 百人一首
百人一首 あしひきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかも寝む 百人一首の3番目の歌です。 枕詞や序詞の使用や、「山鳥の尾のしだり尾の」というふうに「尾」が繰り返されて、 歌にリズムが感じられるような表現が、とても印象的で美しい歌です。 2021.05.12 百人一首
百人一首 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山 春が過ぎて夏が来てしまったみたいです。夏に白い衣を干すという天の香具山。(天の香具山には白い衣が干してありますよ。) 2021.05.04 百人一首