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随筆

哲学者宣言

私は哲学者である。この世界を言論で説明し、人類の幸福を追求する。そのために残りの命を費やし、哲学書を残すことをここに宣言する。いささか大袈裟な感じがするが、私の決意である。神職としての立場とともに、言論での貢献を誓うのだ。「である」というの...
百人一首

滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ

滝の流れ落ちる音が聞こえなくなってずいぶん経つけれど、その名声だけは世間に流れ伝わって、今でも人々の口から聞こえていることだよ。
随筆

本棚を眺める

DIYで本棚を作った。思い切って壁一面を本棚にしたのだ。理由は本が増えてきたので、置き場所がなくなったことだが、といっても400冊ほどだから世の読書家と比べたら大した量の本ではない。しかし、国語が苦手だった私にしたらたくさんの本を買ったと驚...
随筆

知的行為としての「祀る」

日本神話を読むと「神様を祀る神様」がいることに驚く。一般に神様は「祀られる者」であって、「祀る者」ではない。しかし、神話の中には神を祀るために勤しむ神々が描かれている。その筆頭が天照大神である。伊勢の神宮に祀られた皇祖神、簡単に言えば日本で...
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