be 動詞 + to 不定詞 5つの意味を解説

English

「be 動詞 + to 不定詞」の表現には意味が5つもあります。
ややこしくないですか?
まず、5つの意味を覚えることも大変だし、どの意味かを判断するのも大変ですね。
この記事では、5つの意味を紹介し、例文を用いてどの意味なのかを判断するコツを紹介します。

この記事を読むとこんなことがわかります。

・「be 動詞 + to 不定詞」の5つの意味が覚えれる。
・どの意味なのかを判断できる。
おまけに
・英語学習のコツがわかる→ネタバレ例文を作ってみる!!

be 動詞 + to 不定詞 5つの意味

予定

はっきりと決まった公式予定計画を表します。

The Prime Minister is to visit Kyoto next week.
総理大臣は来週、京都を訪れる予定だ。

The concert is to be held next month.
そのコンサートは来月に開かれる予定です。

未来を表す副詞とともに使われることが多いです
next week, tomorrow

義務・命令・禁止 

助動詞 must(〜しなければならない), または should(〜するべきだ)と言いかえられると考えてよいが、
should よりは命令的な感じが強い

You are to follow the teacher’s order.
あなたは、その先生の指示に従わなければならない

否定文になると禁止を表します

You are not to go into that room.
あの部屋へ入ってはいけません。

可能

can と言い換えることが出来ます。

Nobody was to be seen in the room.
その部屋には誰もいなかった。

=誰もみられることが出来なかった。

主に否定文で、to 以下に be seen, be heard, be found などが置かれる

Not a sound was to be heard in the theater.
劇場の中では、物音ひとつしなかった。

=ひとつの音も聞かれることができなかった。

意図

「〜するつもりである」
主に if 説の中で使われます

If you are to win the game, you should practice harder.
もしその試合に勝つつもりなら、もっと懸命に練習するべきです。

If he is to succeed in business, he must follow my order.
もし彼が仕事で成功するつもりなら、私の指示に従わなければならない。

運命

主に過去形で用いられ、よくないこと、予期せぬことを表現します

He was never to come back his hometown.
彼は故郷に戻らない運命だった。

She was never to see her father again.
彼女は父と二度と会わない運命だった。

練習問題

次の英文を読んで、「be 動詞 + to 不定詞」の意味を答えなさい。

1. You are to be kind to children.

be kind to が「〜に対して親切にする」という意味である文脈から、
「義務」と判断します。

=あなたは子供達に対して親切にしなければならない。

2. Not a garbage is to be found in the garden.

Not という否定語と、to 以下に be found があるため、「可能」

=庭にはゴミひとつ落ちていなかった。
=ゴミはひとつも見つけられることが出来なかった。

3. If you are to go to the park, you must finish your homework.

if 説の中にあるので、「意図」

=公園に行くつもりなら、宿題を終わらせなければならない。

4. The mayor is to come to my school next week.

next week という未来を表す副詞があることと、主語が mayor 「市長」なので、公式の予定であるため、「予定」

=市長は私の学校に来週来られる予定です。

5. The movie was never to be put on the screen again.

過去形であることと、よくないことが示されているので、「運命」

=その映画は二度と上映されない運命だった。

まとめ

「be 動詞 + to 不定詞」の5つの意味とその見分け方は

予定
  はっきりと決まった公式予定や計画を表し、未来を表す副詞とともに使われる。

義務・命令・禁止
  must(〜しなければならない), または should(〜するべきだ)
  と言いかえられ、否定文になると禁止を表す。

可能
  主に否定文で、to 以下に be seen, be heard, be found などが置かれる。

意図
  主に if 説の中で使われます。

運命
  主に過去形で用いられ、よくないこと、予期せぬことを表現します。

覚えるコツは、例文を作ってみること
そんなに種類はないので、パターンを覚えることが出来ます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました