英語の関係代名詞　that　前置詞の目的語　what をわかりやすい例文で攻略！

この記事では、
関係代名詞

・that
・前置詞の目的語　
・what
を解説します。

who や which の用法については、こちらをご覧ください。

関係代名詞　that

関係代名詞 that は、
先行詞が
・人
・物
どちらでも使われます。
また、
・主格
・目的格
の両方で使われます。
・所有格の用法はありません。

He is reading a book that was published last week.
彼は出版された本を読んでいる。

先行詞 a book は、物なので、which も使えます。

The people that I met in Kyoto were very kind.
私が京都であった人たちはとても親切だった。

先行詞 The people は、人なので、whom も使えます。

which, that の格の見分け方

・直後が V なら、主格
・直後が S V なら、目的格

He is reading a book that was published last week.
は、関係代名詞 that の直後が、was という動詞 V なので、主格です。

The people that I met in Kyoto were very kind.
は、関係代名詞 that の直後が、I met 、主語 S 動詞 V なので、目的格です。

that が好んで用いられる場合

関係代名詞 that は、先行詞が人でも物でも使えますが、
先行詞の種類によって、that が好まれる場合があります。

１、the first, the only, the same, the＋最上級, など
　　決まった一つのもを表す時

It’s the first song that she composed.
それは彼女が初めて作った歌です。

２、all, every, any, no, everything, nothing,など
　　「全部」、「まったく〜ない」を表す時

This is all the work that he have done.
これが彼がしたすべての仕事です。

He gave her girl friend everything that she wanted.
彼は、ガールフレンドが欲しがる物すべてをあげた。

３、先行詞が人と物の場合

Look at the woman and the dog that walk in the park.
公園を歩いている女性と犬を見て。

前置詞の目的語になる場合

1. This is the town which she was born in.
2. This is the town in which she was born.
ここが彼女が生まれた街です。

関係代名詞が前置詞の目的語になる場合、
１、前置詞が後ろに残る場合
２、前置詞が関係代名詞の前にくる場合
が、あります。

1. He is the boy whom I talked about.
2. He is the boy about whom I talked.
彼が私が話していた少年です。

❌ He is the boy about I talked.
❌ He is the boy about that I talked.

群動詞の前置詞

look for などの群動詞は、まとまりで意味を持つので、前置詞は切り離しません。

This is the man whom I looking for.
こちらが私が探している男です。
❌ This is the man for whom I looking.

群動詞
・look out 　気をつける
・break down　故障する
・come about 　起こる
など

関係代名詞　what

関係代名詞 what は、「〜であること（もの）」「〜すること（もの）」を表します。
what = the thing which ~

What I said is true.
私が言ったことは真実です。

Tell me what you think about this.
これについて考えてることを教えて。

What is essential is to do your best.
欠かせないことは、最善を尽くすことです。

まとめ