男性名詞、女性名詞、中性名詞、、、
日本語を話す私たちには、馴染みのない言葉です。
フランス語の名詞には性がある
性を覚えなければならない。
それだけで、やる気がなくなりませんか?
この記事では、それらを効率よく覚えて、克服し、
フランス語の学習がはかどる方法を紹介します。
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さっそく結論です!
名詞の性は、定冠詞、不定冠詞とあわせて覚える!
では、詳しく見ていきましょう。
名詞の性と数
まずは基本事項を確認します。
名詞の性
フランス語には
・男性名詞
・女性名詞
・中性名詞(ごく少数)
があります。
男性名詞
père ペーる 「父」
garçon ガるソン 「男の子」
女性名詞
mère メーる 「母」
fille フィーユ 「女の子」
複数形
複数形は語尾に s をつけるのが基本です。
しかし、語末の s は読まないため、発音は同じになります。
では、どのように区別をするかというと、冠詞によって区別します。
garçons ガるソン 「男の子たち」
filles フィーユ 「女の子たち」
不定冠詞
不定冠詞とは、
・不特定の数えられる名詞
・聞き手に初めて提示される名詞
につきます。
英語で言うと、a, an です。
フランス語では、複数形にもつきます。
不定冠詞は性と数によって違います。
男性名詞
un エン
「あるひとつの」
女性名詞
une ユヌ
「あるひとつの」
男性・女性複数
des デ
「いくつかの」
不定冠詞とあわせて、名詞の性を覚えます。
男性名詞
un père エン ペーる 「ある父」
un garçon エン ガるソン 「一人の男の子」
女性名詞
une mère ユヌ メーる 「母」
une fille ユヌ フィーユ 「女の子」
男性・女性複数形
des garçons デ ガるソン 「いく人かの男の子たち」
des filles デ フィーユ 「いく人かの女の子たち」
複数形には s がつきますが、発音しないため、不定冠詞で判断します。
un garçon エン ガるソン 「一人の男の子」
des garçons デ ガるソン 「いく人かの男の子たち」
une fille ユヌ フィーユ 「女の子」
des filles デ フィーユ 「いく人かの女の子たち」
定冠詞
定冠詞とは、
・特定のものを表すとき 「その」英語の the
・種族全体を抽象的に表すとき 「〜というもの」「すべての〜」
につきます。
定冠詞は性と数によって違います。
男性名詞
le ル
女性名詞
la ラ
男性・女性複数形
les レ
定冠詞とあわせて、名詞の性を覚えます。
男性名詞
le père ル ペーる 「その父」
le garçon ル ガるソン 「その男の子」
女性名詞
la mère ラ メーる 「その母」
la fille ラ フィーユ 「その女の子」
男性・女性複数形
les garçons レ ガるソン 「その男の子たち」
les filles レ フィーユ 「その女の子たち」
複数形には s がつきますが、発音しないため、定冠詞で判断します。
le garçon ル ガるソン 「その男の子」
les garçons レ ガるソン 「その男の子たち」
la fille ラ フィーユ 「その女の子」
les filles レ フィーユ 「その女の子たち」
まとめ
名詞の性は、定冠詞、不定冠詞とあわせて覚える!
男性名詞
un garçon エン ガるソン 「一人の男の子」
des garçons デ ガるソン 「いく人かの男の子たち」
le garçon ル ガるソン 「その男の子」
les garçons レ ガるソン 「その男の子たち」
女性名詞
une fille ユヌ フィーユ 「女の子」
des filles デ フィーユ 「いく人かの女の子たち」
la fille ラ フィーユ 「その女の子」
les filles レ フィーユ 「その女の子たち」
このようなかたまりで覚えることによって、定冠詞、不定冠詞、名詞の性を
一気に覚えてしまいます。
これで覚える方が、実用的なのです。
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