仕事や勉強で努力をしても成果が出ないと感じることは
誰にでもあることです。
僕の場合1度や2度ではありません。涙。
そんな時をどう乗り越え、
次の成功に繋げていくかを
僕の体験を交えながら書いていきたいと思います。
簡単な自己紹介
杉の木教室の
杉原淳一と言います。
神主をしながら家庭教師で英語を教えています。
年齢は42歳で、子供が二人いますが離婚をしています。
離婚をきっかけに人生を考えるようになりました。
離婚した時は、生活もめちゃくちゃでお金も時間も何もなかった。
不幸のどん底でした。
そんな中から少しずつ這い上がっている最中です。
他人や環境のせいにせず、
全ては自分の選択したことだと考える
全ては自分が選択したことの結果であると考えなければ、
全てを自分の望むように変えていこうという気持ちは湧いてきません。
僕が離婚した時は、元妻のことを悪く言ったらかっこ悪いと思いながらも、
毎日、毎時間、毎分、毎秒、
「妻のせいで自分はこんなに惨めな思いをしている」
「いつか仕返ししてやる!」
と考えていました。笑。
こんなことを書くとどんな人間だと思うかもしれませんが、
僕は普通に友達もいるし、職場でもそれなりの信頼を得ているので、
ごく普通の人間だと思います。
でも、人間て極限状態になったら、
こんなにも卑屈になるもんなんだと感じました。
もしこの記事を読んでいるあなたが、こんなことを思っていたり、
もしくはこれ以上にすごいことを思っていたとしても、
安心してください。大丈夫です。僕も思ってました。笑。
人生のうちでこんなことを考えながら過ごす時間があるのは、
望ましくはないですけど、自然だと思います。
だって、よく迷子になった子供がお母さんと再会した時に、
怒ってお母さんと叩きまくっている光景を見たりします。
あれは、
「自分がこんなに不安な思いをしたのはおかあさんのせいだ!」
って怒っている、
いわゆる「子供心」なんでしょう。
僕も離婚をして辛かった思いを妻のせいにして、
泣きじゃくっていた子供と同じことをしていたのだと思います。
成果が出ない時、人はこのように
「お母さん」のせい、つまりは「人や環境のせい」にしがちです。
迷子にならないようにするには、
結局自分がそんな状況を作り出さないように変わらなければ、
いつまでたっても結果は変わりません。
そんな風に考え始めると、少しずつ状況はかわっていくものです。
全ては自分の選択の結果だと考えて、
自分の選択を吟味し、
主体的に人生をかえていく気持ちを持たなければなりません。
他人と比べない
他人と自分を比べても幸せにはなりません。
人生がうまくいっている時なら優越感を感じて、
自分に酔うでしょう。
それもあまり良くないですが、
うまくいっていない時に他人と比べても、
劣等感を感じて気持ちが滅入るだけで、
なんの問題解決にもなりません。
そもそも人生は人それぞれ進み方が違うものです。
どんな人間でも、うまくいっている時もあれば、
何をやってもうまくいかない時もある。
そんな条件が違うものどうしを比べても、
意味がありません。
比べるなら、過去の自分と比べ、
成長を感じたり、課題を探しましょう。
令和2年7月現在で、離婚をして1年、別居してからだと3年が経ちました。
最初はお金がなかったので、
風呂、トイレ共同で、同じ階にゴミ屋敷が10部屋中3部屋ある
ボロボロのアパートに住んでいました。
結婚していた時は、裕福ではなかったけど、
マイホーム、車、旅行などをするような
平均的な生活をしていました。
だからこの落差は肉体的にも精神的にもきつかったです。
そして、僕と同じように平均的な生活をしている友達や知り合いと
自分を比べると、本当に惨めな気持ちになりました。
でも、そこから始めるしかなかったので、
コツコツと頑張りました。
その頃の僕を支えていたのは、
少し前の自分よりマシになった自分を褒めることでした。
だって、他人と比べると全然マシになっていなかったからです。笑。
今では、
大好きなサックスが吹けるぐらい壁が分厚くて
風呂もトイレもある清潔な部屋に住んでいます。
僕には離婚という事情があり、そんな生活を余儀なくされました。
人にはそれぞれ、その時々で条件が違います。
他人と比べても条件が違うのだから意味がありません。
よくするために参考にすることはいいことですが、
比べて落ち込んでみたところで、状況はよくはなりません。
比べるなら過去の自分と比べて、
よくなったところは褒めて
変わらないところは、
対策を1つでもいいから考えて行動しましょう。
目標は明確に、達成後のこともイメージする
成果がでないときによくあるのが、
目標そのものが曖昧であることがあります。
仕事なら、単に新しい企画を考えているとか、
家庭なら、漠然とどこかにいく予定を立てたりとか、
人生がうまくいっている時には
これでもなんとかなることがありますが、
長期的に考えたり、
難局を乗り越える際には結果が出ません。
仕事の例なら、
いつまでに、誰を対象として、どんな価値を提供し、
ユーザーがどんな行動を起こすような企画にするか?
そして、そのことによって、会社にどんなメリットがあり、
その後、どう発展してゆくのか?
家庭なら、
子供のどんな興味や好奇心を満たし、
どんな経験ができるか?
家族の絆を強くするためにどんな役割を果たすか?
そして、家族みんなの将来にどんな影響を与えて
どんな幸福を得ることができるか?
これぐらいイメージするといいでしょう。
はじめはやりすぎだと感じますが、
ここまでイメージしてください。
状況は必ず変わります。
もちろん、予定外のことが起こるのがほとんどですが、
目標を達成した後に
どんなことを得ることができるかにも焦点を当てていると、
不測の事態にも対応できます。
ちょうど足元だけをみて歩いていると
いつの間にか違う方向に行っていることがあり、
遠くの山をみて歩いていると
おおよその方角は外れず、
目的地につくことができるようなものです。
短期的な成果を求めない
そもそも短期的な成果は、本当の成功ではありません。
儲け話は人が集まって
すぐに儲けられなくなります。
派手さはなくともいつの時代にもある
人間の本質的な需要に目を向けて
コツコツ積み上げていくのが、本当の成功であることを理解しましょう。
離婚して思うのは
何気ない生活がとても幸せだったことです。
よく言われることですが、本当だと思いました。
家族とテレビを見たり
ご飯を食べたり
こしょばしあったり(これは関西弁です。「くすぐりあう」の意味)
そんな時間がいい時間で
幸せだったと感じます。
そんな時間を支えているのは、
短期的な、例えばギャンブルで一発当てようとか
儲け話に次から次へと手を出すとか
そんな生活ではありません。
信用があり、
確実に人々の役に立つ仕事から得ることができる生活です。
こういった仕事で成果を出すためには
地道な積み上げが必要です。
今はインターネットの時代で
「誰でも簡単に稼ぐことができる」
なんていうのは全部嘘です。
インターネットを使っていても
本当に稼いでいる人たちは
コツコツと積み上げています。
すぐに成果が出ない時は焦ってしまいますが、
自分が努力している対象が
どんなものかをしっかりと見極めて、
今まで長く需要のあるものだったら、
焦らずにじっくりと取り組むべきです。
まとめ
成果が出ない時は誰にでもあります。
卑屈にならず、冷静に対処して、
さらなる幸せの準備をしましょう。
・他人や環境のせいにせず、
全ては自分の選択したことだと考える。
そう考えて、自分の状況は自分が変えると主体的になりましょう。
・他人と比べない
比べても意味がありません。他人とは条件が全く違います。
・目標は明確に、達成後のこともイメージする。
途中でぶれないように、明確に目標を設定し、
達成した後のことまでイメージする。
・短期的な成果を求めない。
儲け話には乗らず、コツコツと努力を積み重ねること。
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