随筆

猫背の思い出

朝起きて一番にベランダに出た。先週よりも寒さが和らいでいたので薄着のまま、所狭しと並んでいる植物たちを一目見た。一目見てから次に遠くに目をやると、南の方には朝日に照らされた街が広がり、西の丘には竹の林が風に吹かれてゆっくりと動いている。そし...
百人一首

八重葎しげれる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり

幾重にもつる草が生い茂っている荒れ寂れた宿は寂しく、人は誰も訪ねてこないが、それでも秋はやってくるのだなあ。
English

モーニングページという種

モーニングページという種 私の子供が小さかった頃、自分の不満を伝えることができずに泣いたり、物を投げたりして、気持ちを表現できないことに苛立つことがよくありました。周囲の者としては、子供が不満を持っていることは分かりましたが、何に対してどの...
百人一首

由良の門を渡る舟人かぢを絶え行方も知らぬ恋の道かな

由良川の(流れが速い)河口の瀬戸を渡る船頭が、櫂がなくなって行方もしらず漂うように、どうなるかわからない恋の道であることよ。
随筆

一枚の絵

植物を集め始めたのは、令和3年の4月でした。それからたくさんの植物を買い、今では200を超える植物が、ベランダや部屋の中に溢れています。その時々で好きになるものは変わっていますが、最近の傾向から、私の理想の植物像、なぜか追い求めてしまう植物...
百人一首

あはれともいふべき人は思ほえで身のいたづらになりぬべきかな

私のことを哀れだといってくれるはずの人は他には誰も思い浮かばないまま、きっと私はむなしく死んでしまうのだろうな。
随筆

存在の全体像

存在の全体像
随筆

絶対性の誤謬

長く興味を持って取り組んできた「存在論」。この世の物事はどのように存在しているのか、これを説明しようと多くの哲学者たちが語ってきました。「存在」とは、「変化するもの」であったり、「変化しないもの」であったり、「原子」でできていると言われたり...
百人一首

逢ふことの絶えてしなくはなかなかに人をも身をも恨みざらまし

もし逢うことが絶対にないのならば、かえってあの人のつれなさも、我が身の辛い運命も恨まなくて済むのに。
随筆

芝古墳

芝古墳