百人一首 忘れじの行末まではかたければ今日を限りの命ともがな 「いつまでも忘れまい」というあなたの言葉が、遠い将来まで変わらないというのは難しいでしょう。だから、その言葉を聞いた今日を限りに命が尽きてしまえばいいのに。 2024.03.02 百人一首
随筆 みんなで祝おう 2月11日は「建国記念の日」である。「国民の祝日に関する法律」で規定された、文字通り「日本の建国」を祝う日である。昭和23(1948)年7月まではこの日を「紀元節」といった。「紀元節」の「紀元」とは「暦の始まり」、「歴史のはじまり」、「日本... 2024.02.15 随筆
百人一首 嘆きつつひとりぬる夜の明くるまはいかに久しきものとかは知る あなたが来てくださらないことを嘆き哀しみながら、一人で孤独に寝ている夜が明けるまでの時間がどれだけ長いかご存じでしょうか。あなたはご存じないでしょうね。 2024.01.31 百人一首
随筆 正月と真理はみんなのもの 竹田現象学の独自性とは 数え年というのは、正月が来ると皆いっせいに1つ歳をとるという年齢の数え方だ。新年の1月1日がみんなの誕生日みたいなものである。だから「あけましておめでとう」なのだ。個別の誕生日を祝うのではなく、みんなでみんなを祝福する。それが日本の正月であ... 2024.01.21 随筆
随筆 使っているのか、使われているのか 「100度のお湯で淹れます、そうすると農家さんの考えていることまでわかります。」これは日本茶のセミナーの先生の言葉。「一流人物の書はともかく精彩があって生きている。二流人物となると、半死半生である。三流人物すべてに取るところはなく、最早問題... 2023.12.27 随筆
随筆 自分と真理と突き動かす何か 気温35度を超える日が続いた暑い夏が終わったが、10月に入っても真夏日があったりと、今年の秋も暑かった。いつまでも気温は下がらずに日差しも強く、その影響で今年のモミジの紅葉はどうなるのだろうと心配していたが、現在綺麗に色づいて神社に訪れる人... 2023.12.02 随筆
随筆 自由と調和 「我思う、故に我あり」と言ったフランスの哲学者デカルトは、私にとって批判の対象であった。詳しくも知らないのに彼の心身二元論の批判をして、全ては繋がっているという関係性の存在論を語ってきた。確かに心身二元論には無理があるし、「我思う、故に我あ... 2023.11.07 随筆
百人一首 明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしき朝ぼらけかな 夜が明けたらいずれ日は暮れる、(そして、あなたに逢える)とは分かっているのですが、それでもなお恨めしい(あなたと分かれる)夜明けだなあ。 2023.10.25 百人一首
随筆 寄り道はプラトン 多言語への憧れから「哲学史」をいろんな言語で読んでみようとした。「哲学史」というある程度知っている内容を読むことで、言語理解へのハードルを少しでも下げようとしたのだ。日本語で理解し、それぞれの言語の表現を見ながら、それらの違いを楽しもうとし... 2023.10.13 随筆
百人一首 かくとだにえはやいぶきのさしも草尺も知らじな燃ゆる思ひを こんなにも貴方を思っていることを、口に出して言うことができるでしょうか。ましてや伊吹山の(燃えるような)さしも草ではないけれども、私の想いがそれほど(燃えるように映るさしも草ほど)までに激しく燃えていると、あなたはご存じないでしょう。 2023.09.27 百人一首