「5分でわかる!」関係副詞 where と 関係代名詞 which の違い

関係詞


「関係副詞 where と 関係代名詞 which の違いがわからない」


この記事は、こういったお悩みをお持ちの方にむけて書かれています。

関係副詞 where

This is the house where I was born.
これは私が生まれた家です。

関係副詞とは、先行詞が関係詞節の中で副詞の役割を果たすとき使われます。

カタイ表現で言ってもわかりにくいので、
2文に書き換えます。

= This is the house. I was born there.
これはその家です。私はそこで生まれました。

日本語で考えると、「私はそこで生まれました」の「そこ(で)」は
その家(で)」という意味ですね。

英語でも同じで、「 there 」は「 the house 」です。

つまり、the house は、後ろの文章で、
there「そこで」という副詞の役割をしていますので、
場所を表す関係副詞 where を使います。

関係代名詞 which

先ほどの文章を which を使って、書き換えてみます。

This is the house in which I was born.
これは私が生まれた家です。

which の前に in が置かれます。

This is the house. I was born in it.
これはその家です。私はその中で生まれた。

日本語で考えると、「私はその中で生まれた」の「その(中で)」は
その家の(中で)」という意味ですね。

英語でも同じで、「 in it 」は、「 in the house 」です。

つまり、the house は、後ろの文章で
前置詞 in 「〜の中に」の目的語になっていますので、
関係代名詞 which を使います。

例文

例文をいくつかあげてみます。

I visited the apartment where he used to live.
私は彼がかつて住んでいたアパートを訪れました。

I visited the apartment. He used to live there.
私はそのアパートを訪れました。彼はかつてそこに住んでいました。

後ろの文章では there という副詞の役割です。

I visited the apartment in which he used to live.

I visited the apartment. He used to live in it.
私はそのアパートを訪れました。彼はかつてその中に住んでいました。

後ろの文章では、前置詞 in の目的語です。

That is the library where she studies.
あれは彼女が勉強する図書館です。

That is the library. She studies there.
あれはその図書館です。彼女はそこで勉強します。

That is the library in which she studies.

That is the library. She studies in it.
あれはその図書館です。彼女はその中で勉強します。

まとめ

関係副詞 where を使う場合
・先行詞が関係詞節の中で場所を表す副詞になっている
・=in which となる。

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